メディカルアートセミナーⅡ
自律神経障害へのアプローチ
令和4年10月23日㈰ 10時~17時(オフライン:開場9時半)
【内容】
1. 自律神経の機能解剖
2. 自律神経障害の病態の特徴
3. 自律神経障害の評価
4. 自律神経への物理療法(メディセル、高周波、ラジオ波、微弱電流)
5. 自律神経への手技療法
6. 質疑応答
<< 講師 野田重信からのメッセージ >>
自律神経障害は、不定愁訴の中でも特に多い症例です。
自律神経障害は病態も様々で、筋・筋膜性の症状と混在して診られることも多々あります。
特に、本人には自覚の無い自律神経障害と横隔膜の障害、頚部・上背部、腰部の筋膜性の障害がお互いに悪影響を及ぼし、筋膜性の症状をより悪化させているケースが多くあります。
症状が長引いている患者様、筋・筋膜性の症状なのに中々治療効果が見られない患者様などは自律神経障害を持っている事が多いと思います。
また、自律神経失調症の患者さんは、殆どのケースで薬物療法を併用しており、薬の強さを知ることで自律神経失調症の程度を把握し、リスク管理をした上で施術を行う必要があります。
私達セラピストが関与できるのはあくまで体性反射を使用して自律神経障害に介入するもので、精神的な要素が大きい自律神経障害への介入には難しいと思います。
自律神経治療の難点は、自律神経障害の評価が難しいというのが最大の問題ですが、自律神経線維の塊である横隔膜の評価を行う事で自律神経障害の評価を行う事が出来ます。
施術の前後に横隔膜の評価を入れる事で患者さんに自律神経治療の変化を体感して頂く事が出来ます。
また、コロナウイルスの治療の際も使用されるパルスオキシメーターで心拍数を計測しながら施術を行うのも可視化する1つの方法だと思います。
副交感神経が優位になると施術の前後で心拍数が減少します。
まず最初に自律神経の機能解剖、自律神経障害の病態の特徴、自律神経障害の評価をご紹介いたします。
自律神経障害へのアプローチは、オステオパシーで用いられるクラニアルと言われる頭蓋の調整や内臓のファッツシャの調整が手技としては有効ですが、脳脊髄液(CSR)の動きを感じるだけでも難しく、更にCSRの動きに合わせて動きの悪い頭蓋の縫合の調整や動きの悪い内臓のファッシャの調整は至難の業です。少なくとも院のスタッフ皆が出来るようなテクニックではありません。
その点、高周波、微弱電流、ラジオ波、吸引機器を使用し適切な周波数や出力を使用すれば最小限の手技で最大の自律神経反射を起こすことが出来ます。
誰でも行う事が出来る上に、筋・筋膜性の患者に対しても自律神経アプローチを加えたほうがより高い治療効果を得ることが出来ます。
自律神経の機能解剖、自律神経障害の病態の特徴、自律神経障害の評価をご紹介させて頂くとともに、必要最小限のシンプルな手技と物理療法を組み合わせて、誰でも出来るような自律神経へのアプローチをご紹介致します。ご興味のある方はぜひご参加下さい。
【オフラインセミナー開催場所】
下高井戸ヒーリングプラザ
〒156-0043
世田谷区松原3-40-7 パインフィールドビル702
TEL03-6379-2069
京王線・世田谷線 下高井戸駅北口下車徒歩4分
詳しくはホームページ地図をご覧下さい。
http://www.team-s-hp.com
【料金 (税込)】
オフライン
一般の方 20,000円(22,000円)
学生の方 10,000円(11,000円)
オンライン※zoom を使用します。
一般/学生の方共通 10,000 円(11,000 円)
【お問い合わせ・お申し込み】
株式会社チームエス
下高井戸ヒーリングプラザ
日本メディカルアート協会
メール t.s.shimotakaido@vivid.ocn.ne.jp
オンラインはZOOMを使用する予定です。
ご不明な点がございましたら、
上記メールアドレスもしくは
電話03-6379-2069までお問い合わせください。
※水・日曜は休診のため、電話は繋がりません。
※日程,内容,会場は変更になる場合がございます。